店主のブログ
佐渡産鮮魚 漁港直送トライアル
佐渡市の取り組みの一つとして、佐渡の漁港からお魚を全国に直送しよう! という産直プロジェクトが展開中です。
「だっちゃ」は小さいお店なのですが、
”佐渡の酒と肴”に本気で取り組む唯一のお店として、トライアルに協力することになりました。
で、今日揚がったお魚が明日着で届くことになっていて、
発注のトライアルもあるので、今朝揚がったお魚について要望をやり取りすることになっていたのですがー、
佐渡ヶ島、時化。
時化ているとは聞いていたのですが、ほんとに時化ちゃったよ。
お魚ないわけじゃないけど、ちょっと魚種が少ないみたいです。残念。
きっと漁港のスタッフさんたちも、豊富な魚種の中から選べるベストな状態でトライアルに臨みたかったはず。
でも、大自然と日本海を相手にするのですからこれくらいのことも今後ザラに経験することになるでしょう。
わたしも、この2年で「発注したものが届かない」のはしょっちゅうです。
・もともと、佐渡産だけで100%安定した供給を考えるのは無理(時化が絶対あるし、魚種も偏るのが当たり前)
・お魚は、鮮度が命の魚種もあるけど、多くは寝かせて使うもの(着荷後すぐに食べてもうまみが物足りないことが多い)
のあたりで、消費者の皆様にリスクをバッファに置き換えていただくことができれば、
佐渡産はちょっと型が小さいんだけど味が濃くて本当においしいし、
「新潟県産」と大きくくくるよりもよりトレーサビリティーが増すので、魅力的じゃないかなぁ、と思っています。
今ひとつブランドとしてぱっとしない佐渡ヶ島。
お魚がせっかくおいしくて、全国に出荷されているはずなのに
多くの場合「新潟県産」とくくられてしまって「佐渡」の名前が消費者に届いていないのを残念に思っていました。
「佐渡」の名前ができるだけ隠れないようにして消費者に届いて欲しい。
ブランド作りは、名前の露出量は多ければ多いほどいいわけですから。
私は、漁港に揚がったら、全部のお魚に「佐渡」ってシール貼って欲しいです。はがすな(笑)
魚種少な目ですが、明日お魚が届いて、プロジェクトのスタッフさんたちと一緒にお魚の状態を確認します。
楽しみです。
そういえば米もそうよなぁ。
JA佐渡は魚沼に米送っちゃってるって噂もあるし。
魚沼産として通用する味なんだったら、おいしいってことなんだから逆にお墨付きなんだけれども(苦笑)
世界農業遺産に登録された今年の、佐渡米の動向が気になります。
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佐渡の酒と肴 だっちゃ
店主 喜多村さやか
–佐渡の酒と肴 だっちゃ--------------------------------------------------
知る人ぞ知る良好な漁場、佐渡ヶ島で漁れたお魚と珍味、地酒を、
産地直送でご提供する日本酒バーです。
住所 :〒111-0032
東京都台東区浅草1-1-12 浅草地下街 第六号
「東京メトロ浅草駅」先頭車両側改札より徒歩20歩
電話&FAX :03-3844-4255 (SaYaは酔い酔い、夜に GO GO!)
営業時間 :18時~終電(LO:11時00分)
店休日 :不定
E-mail :daccha.asakusa@gmail.com
URL :http://da-cha.net/
佐渡へのエール