店主のブログ
佐渡ヶ島で起きた真実の物語を映画化「飛べ! ダコタ」の油谷監督がだっちゃに登場!
日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴 だっちゃ」
店主の喜多村さやかです。
こんにちは☆
先日はお休みをいただき、ありがとうございました。
新潟日報東京支社の皆さんと、新潟日報夕刊「晴雨計」連載終了の打ち上げに行ってきました。
地元新潟のローカル新聞に、東京で佐渡ヶ島をPRする当店のお話を書かせていただきました。
反応がだいぶあったようで、よい仕事になったと褒めていただきました♪
みなさん、読んでくれてありがとう!
まだお読みいただいてない方、よかったら全23回、読んでみてくださいね☆
さて、佐渡ヶ島の住民が熱い声援を送る映画「飛べ! ダコタ」の油谷 誠至監督が、だっちゃに遊びに来てくれました!
先日、佐渡ヶ島の厳冬の中で1次撮影を終えたばかり。
ちょうど佐渡の人が集まる宴会の日だったので、私は残念ながらあんまりおしゃべりできなくて、でも、佐渡出身のお客さんたちは貴重なお話をたくさん聞けたようです!
近年まれに見る大雪に、撮影中は震度5を記録する地震もあったし、大丈夫かなーと心配していたのですが~。
「とってもいい現場になりました」
と、満足げな監督の言葉を聞いて、間違いなく良い映画になるのだと、うきうきしてしまいました。
悪天候は、逆に、すっごくいい画が撮れるってことで現場で歓迎されたようです(笑)
佐渡の人のエキストラや現場協力、炊き出しなどに支えられ、制作スタッフや役者さんたちが佐渡にとても感謝し、愛着を持ってくれているようです。
そんな思いもにじみ出る、すばらしい映画になることでしょう!!!
私はもう既にシナリオを読んでしまったのですが、本当にいいお話なんですよ~。
数日前の新潟日報の社説を引用させていただきます。
「飛べ!ダコタ」 隠れた史実に光が当たる
第2次大戦終結から間もない時期、佐渡の海辺の集落に不時着した英国軍輸送機の乗組員を地元の人々が支援し、再び大空に飛び立たせた。この埋もれていた歴史が映画になる。
冬の佐渡で行われていた映画「飛べ!ダコタ」の前半ロケが終わった。今冬の佐渡は県内他地域と同じく、例年より雪が多い。撮影期間中の8日には震度5強の揺れにも見舞われた。厳しい条件下で苦労もあったろうが、完成へ前進したことはよかった。
後半のロケは11月下旬ごろから始まる予定だ。今回の撮影では、俳優が履くわら草履作りやエキストラなどで島民が協力した。地元では「いい作品になってほしい」と願う声が上がっている。こうした期待に応える作品に仕上げてもらいたい。
「飛べ!ダコタ」の史実の舞台は佐渡西側の外海府海岸を望む高千地区。1946年1月半ば、ここに英国軍の輸送機ダコタが降り立つ。悪天候と機体トラブルのためだった。
降って湧いた事件に地元は大騒ぎとなったが、住民たちは輸送機の乗組員を受け入れ、海岸線に石を敷き詰めて離陸用の滑走路を造る。不時着から約40日後、ダコタはこの手作りの滑走路から飛び立っていった。
終戦後の混乱期に、数カ月前まで敵だった英国の兵士らを助けた庶民がいた。それが県人だったことを誇りに思う。油谷誠至監督が住民らの行為を通して「日本人の優しさを表現したい」と話しているのもうれしい。
困っている人に手を差し伸べるのは、人が本来備える素朴な心情の発露といえよう。東日本大震災をきっかけに、「絆」の大切さがあらためて注目されている。佐渡で実際にあったエピソードを通して、支え合いの流れがさらに強まってほしい。
最近の本県ゆかりの映画は、平和の尊さをテーマにしたものが目立つ。
本心では対米開戦に反対しながら真珠湾攻撃を指揮した軍人の苦悩を描き出した「聯合(れんごう)艦隊司令長官 山本五十六」。春に県内で公開される「この空の花-長岡花火物語」は空襲の犠牲者を慰霊する長岡花火がモチーフだ。
ダコタをめぐる物語では、まだ生々しかったはずの戦争の記憶を超えて日英の人々が交流した。そこから平和の大切さも感じてもらえるだろう。日本国内だけでなく、英国の人々にも知ってもらえるといい。
佐渡は人口減少や高齢化が進む。今回の映画化が佐渡の元気回復につながることを望む声もある。身近な史実に光を当てることで、地域の自信を深める。そうして未来を明るくするエネルギーを生む。「飛べ!ダコタ」にはそんな役割も期待したい。
新潟日報2012年2月19日
ところで、ヒロインの比嘉愛未ちゃんの相手役を務める窪田正孝くんのファンサイトが、なんだかすごいです。
ダコタを応援する特設ページが作られているのですが、この完成度が高すぎる!!!
掲載許可を得た資料を整理して公開してくれています。
この英国機不時着事件始末記などは、すごく読み甲斐がありますよ~。
聞けば、ファンの中にはエキストラ協力に佐渡ヶ島まで駆けつけたり、協賛金を送ったりしている方もいらっしゃるそうです。
すごーい。
窪田君も、佐渡ヶ島でのロケ、張り切ってくれたようです!
■佐渡島とダコタ [窪田 正孝]
後半の撮影は今年の秋スタート予定。
完成を楽しみに待ちましょう。
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