店主のブログ
新潟日報夕刊「晴雨計」に連載しています(8) 「佐渡ファンのご来店」
こんにちは、日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴 だっちゃ」店主の喜多村さやかです。
2011年8月5日より、毎週金曜日、
新潟日報夕刊「晴雨計」欄にて、半年の連載をさせていただいております。
だっちゃには、佐渡のファンがちょこちょこ遊びにみえます。
佐渡の専門店はだっちゃ以外にないので、うちみたいに小さくてボロボロのお店でも、とっても喜んでもらえます(笑)
けど、佐渡に住んでいる人よりも、観光パンフレットや関連書籍を研究し尽くしている佐渡ファンのみなさんの方が佐渡に詳しかったりするのはよくあることなので、こちらは「何の話題が繰り出されてくるのだろう」とドキドキしてしまうわけです。。。
新潟日報「晴雨計」9月30日 「佐渡ファンのご来店」
※「喜多村」はビジネスネームです。地元紙なので本名で書いてます。
「佐渡の人は、自分の郷土をよく勉強しておられる」と、島外の方によく言われます。
ご年配の先生方の取り組みが良いのでしょうね。
子供の頃から授業や遠足、社会化見学に組み込まれているし、郷土クラブなんていうクラブ活動もありました。
中学や高校の歴史の先生の中には、熱心に研究して本書いちゃう人もいましたし、朱鷺の保護活動に携わっている生物の先生もいました。
身近に研究材料がいっぱいあるのが佐渡なんでしょうね。
小学生の頃は、社会科見学で「北 一輝」の生家に行ったり。
通っていた両津小学校から徒歩10分くらいのところに、歴史上の偉人の生家があるわけですよ。
犯罪者として処刑されましたけれども。。。そういう時代ですね。
遠足では、キリシタン塚や乙羽池、佐渡金山、郷土博物館など、佐渡の歴史スポット・観光スポットも一通り巡り、無名異焼の体験もして。
一通り学ぶのだけれども、子供たちがバスでががっと連れて行かれて、そこが地図上のどこだかなんてぜんぜんわかってないわけで。
興味は誰かのおやつが300円分を超えてないかどうか、誰かのお弁当に面白いものが入ってないかどうかだったりして、まぁ楽しいけど勉強になったんだかなってないんだか、微妙な遠足になっちゃうわけです。
小学校の話で思い出したけど、私の小学校時代に新潟から両津小学校に来ていたカミサワダマコト先生、出世して教頭先生、次は校長先生になるのらしいです。
あの時って新任で佐渡に来たんじゃなかったっけなぁ。
お若い熱血先生でしたが、それでいて6年生を担当されていましたから、当時から将来有望だったのかもしれませんね。