店主のブログ
新潟日報夕刊「晴雨計」に連載しています(15) 「佐渡の酒を味わう」
日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴 だっちゃ」
店主の喜多村さやかです。
こんにちは☆
2011年8月5日より、毎週金曜日、
新潟日報夕刊「晴雨計」欄にて、半年の連載をさせていただいております。
佐渡には新潟日報夕刊が配達されませんので、佐渡の方にも読んでいただきたくて、新潟日報さんに許可をいただいて記事を公開しております。
一年のうち半年は夏をやっているような、空調のないだっちゃにもやっと冬がやってきました。
日本酒がおいしいシーズンです。
ただいまのだっちゃは、「冬の酒まつり」開催中です。
新酒、生酒、にごり酒にお燗…日本酒好きにとってうきうきの冬到来。
そんな佐渡ヶ島のお酒たちに対する思いを書きました。
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※「喜多村」はビジネスネームです。地元紙なので本名で書いてます。
最盛期は12万人が暮らした佐渡ヶ島も、今は人口6万3千人。
1年に1000人ずつ減るそうですから、近々5万人台に突入です。
全国規模で見ても少子高齢化の最先端を行っているそうで、歴史を振り返ると少し寂しくなります。
新潟日報さんの連載では、「菊波」さんを除く5蔵をカウントしています。
菊波さんと、佐渡特産の果物を使ったリキュールを造っている合同会社「おけさ酒造」さんを合わせて、佐渡には7つの酒造場が、現在、あります。
どぶろくが注目されている「植えた」さんを入れると8、かな?
(「植えた」さん、今のシーズン”生どぶろく”なんだよな~。冷蔵庫がもっと大きかったら発注できるのに!!!)
だっちゃはオンボロ店舗なりに一応専門店なので、佐渡の酒をおいしく飲んでいただけると、とってもうれしいです。
褒められると、いつも心の中で小躍りしています。
お酒の飲み方には、アルコールの力で大いに盛り上がるような「楽しいお酒」と、じっくりと味わって飲む「おいしいお酒」があるなぁと思っているのですが、だっちゃは「おいしいお酒」寄りのお店です。
日本酒会や、利き酒イベントで、楽しかったけど酒の印象がまったく残っていないことって、ないですか?
「楽しい」も大切だけど、楽しい”だけ”になってしまうと、お酒の味が吹っ飛んでしまう。
落ち着いて、酒に向き合って飲まないと、他のことに気を取られてしまうのでしょうね。
かといって、一人で黙々と飲む酒は、物足りない。
一人の食事が、味気ないように。
「おいしく・楽しく」のバランスが取れてるのがベストなんだろうな~。
そのバランスが取れるように、お客さまをサポートしている、つもりの、店主・喜多村でした。
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