店主のブログ
【限定】尾畑酒造 真野鶴「超真野鶴」純米原酒ひやおろし 日本酒度+20.5
みなさまお疲れ様です、だっちゃです。
遅くなりましたが、佐渡の「ひやおろし」のご紹介など。
「ひやおろし」とは?
よく日本酒界の「ボージョレ・ヌーボー」に例えられます。
日本酒は、お米が刈り取られたら、精米、仕込み、絞り、貯蔵・熟成・火入れを経て、稲の刈り取りから約1年後に「味が乗った状態」で出荷されます。
一年を経て、やっとできたお酒が、世の中に放出されることから、「ボージョレ・ヌーボーのようなおめでたいお酒ですよ」ということのようです。(最近は、稲刈りから一年を待たず、熟成させずに出荷する「新酒」も人気です。冷蔵技術の発達した現代ならでではの売り方で、できたてのフレッシュさ、火を入れないみずみずしいジューシーさが楽しいお酒です)
一般的な酒造りでは、2度の”火入れ”(加熱殺菌)によって日本酒が変質しないようにコントロールしますが、この”火入れ”をしないで出来立てをそのまま売ることから、「冷や(昔は常温のこと)」で「卸す(販売する)」、つまり「ひやおろし」として定着しました。
現在では、一度だけ火を入れた「生詰め」が主流となっているようです。
また、「秋あがり」(酒造りのスタートから1年を経て、秋にちょうど味が乗った状態で出荷される酒)という名前で出荷する蔵もあります。冷蔵技術の発達により、火入れしないお酒の流通が増えたことや、2度の火入れを行いつつ、秋に出荷するお酒もあるからでしょうね。
重陽の節句の9月9日、尾畑酒造さんのひやおろしが解禁となりました!
超辛口! 「超真野鶴 純米ひやおろし原酒 日本酒度+20.5」
全国でも1,2を争う、超大辛口の純米酒ブランド「超真野鶴」の冷やおろしバージョン。
純米酒でここまで辛くするのは、純米ならではの旨味を犠牲にすることが多いため大変珍しい。
すっきりドライなのに米の旨味はしっかり感じさせる、絶妙なバランス。
辛口のベテラン、工藤杜氏の腕が光っています。
「辛口好きだけど、純米にこだわりたい」という方に、嬉しい一本です。
アルコール度数 :18.5度 日本酒度 :+20.5 酸度 :1.4 ア ミノ酸 :1.3
麹米 :五百万石 (精米歩合 60%) 掛米 :こしいぶき (精米歩合 60%)
ほんとに、超真野鶴、このお酒、すごいんです。
「超真野鶴」のシリーズが発売になったのは4年位前だったと思いますが、初めて飲んだとき、かなり驚きました。
辛いのに、ちゃんとお米の味がして、うまいんです。
こんなの、なかなかないんですよ。
本来甘い米を、辛口目指してアルコールにすると、相対的に旨味なくなるのに。
超真野鶴は、ちゃんと、うまい。
生(もしくは生詰)の原酒で仕上げているのも、辛味と甘味を両立させるのに一役買っている気がします。
日本酒通のお客様をうならせる、「超真野鶴」シリーズの、冷やおろしです。
この2本、何が違うかわかります?
右は、今年の2月に限定発売した「超真野鶴 純米生原酒 日本酒度+21.5」。
左が、今回発売の「超真野鶴 純米原酒ひやおろし 日本酒度+20.5」。
無濾過・生の状態で熟成を経た「+21.5」と、ひと夏を超えで解禁になったばかりのフレッシュマン「+20.5」。
飲み比べ、おすすめです!
日曜営業開始に伴い、不定休となりました。
営業予定・ご予約確認はホームページをご確認くださいませ。
佐渡6蔵の地酒が揃う、日本で唯一の佐渡ヶ島専門居酒屋です。 新店は、国際通りのデニーズの向かい、ふぐや「みよし」とピザ屋「サングスト」間の路地を入って徒歩20歩! 浅草地下街の漏水により長らく休業しておりましたが、西浅草に移転して営業を再開しました! 日曜営業開始に伴い、不定休となりました。営業予定・ご予約確認はホームページをご確認くださいませ。 【電話】 03-5830-3790 【営業時間】 営業時間:17時~24時 【定休日】 不定休(メルマガ・HPでお知らせしています) 【E-mail】 daccha.asakusa@gmail.com 【HP】 http://da-cha.net/ 佐渡ヶ島情報も満載!各種媒体で情報発信しています。 |
尾畑酒蔵「真野鶴」