佐渡市小木の有名旅館「花の木」さんのコシヒカリ。うまい！

日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴　だっちゃ」
店主の喜多村さやかです。
こんにちは☆

新米がおいしい季節が続いています。
だっちゃでは、佐渡島内のあちこちの農家さんのお米を順番にお出ししているのですが、ただいまお勧めしているのは、佐渡の有名旅館「花の木」さんプロデュースの、小佐渡地方猿八産、棚田のコシヒカリ！！

御宿　花の木：棚田のおいしいコシヒカリ日記
花の木のお米は棚田米
（中略）
花の木のお客様からは　おいしいと　とっても喜んでいただいている　自慢のお米です

このお米は、最近出回っている、いもち病対策をされた改良品種「コシヒカリＢＬ」ではなく、コシヒカリ本来の甘みを感じられるクラシックなコシヒカリです。

味にうるさい佐渡出身の先輩方も、納得のお味！
両津の会でお世話になっているタカハシさんにも「この米はうまい」と褒められました。

同じく花の木女将さんプロデュースのズワイガニの珍味と一緒にどうぞ。

こちらが、猿八のコシヒカリプロデューサー、旅館「花の木」の女将の渡辺さん。
先日東京のイベントでお会いして、パチリ☆

私は佐渡に生まれた人間なので、「花の木」には泊まったことがないんです。
佐渡の人が佐渡の宿泊施設に、泊まる機会があんまりない…。
帰省の際には自宅があるし…。

役者の坂東玉三郎さんが泊まる宿。
椎名誠も気に入っていると、雑誌に載っていた。
お世話になってみたい旅館の一つです。

勉強不足で、「コシヒカリＢＬ」っていう品種のこと、知らなかったんです。

ＢＬってぇのは「いもち病抵抗性系統（Blast resistance Lines、ブラスト・レジスタンス・ラインズ）」のことだそうで、新潟県のコシヒカリは2005年より、「ＪＡ新潟からコシヒカリＢＬしか卸さない」というやり方で、従来のコシヒカリからコシヒカリＢＬへほぼ全とっかえされています。
「新潟の正規のお米は、コシヒカリＢＬ」とすることで、ニセ新潟米の流通を防ぐ効果もあるそうです。

この「コシヒカリＢＬ」が、従来のコシヒカリよりもおいしくないんじゃないか、という意見がありまして、ＪＡから種籾を買わずに、これまでのコシヒカリを作り続ける農家さんがいます。

花の木さんのお米も、「従来のコシヒカリのほうが、ＢＬよりもおいしいから」と、花の木の女将さんが農家さんにお願いして、特別に栽培されたクラシックなコシヒカリです。

遺伝子的にはコシヒカリとコシヒカリＢＬは別物なんですが、流通の都合上、すべて「コシヒカリ」として販売されており、消費者が見分けることは出来ません。

コシヒカリと、コシヒカリＢＬ。
実際には、同じ田んぼで、同じように作付けして、同じように炊いて、味を比べてみなければ、どちらがおいしいとかまずいとかは一概に言えません。
研ぎ方一つで、ご飯の味は変わってしまうし、一般的には平野部よりも棚田のほうがうまい米が出来ちゃうし。

だから、個人的には「絶対に、コシヒカリＢＬよりも従来のコシヒカリのほうがうまい！」と、断言しませんが、

この猿八の棚田米はうまい。

ということは、断言いたします！

残り１キロ、なくなり次第終了です。
食べたい人は、お早めに！

関連リンク：
■　音楽と陶芸の宿　花の木
■　コシヒカリＢＬ
■新潟日報夕刊「晴雨計」に連載しています（１４）　「新米入荷しました」

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