店主のブログ
2009年10月28日
浅草 染太郎
しゃしんいちまいめ
急いで電車に乗ったら、靴履きかえるの忘れたよ。
もうすぐ11月だっつーのに。
7月にドラム缶転がして怪我した右足の親指、爪が死んで剥がれてきた。着々と再生ちゅう~。
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浅草探索。
狙っていたお好み焼き屋さん「染太郎」に行ってきました。お客さんに教えてもらったのだ。
歴史ある文豪喫茶のお好み版といったところか。
作家・高見順氏が店名を名付け、川端康成、坂口安吾も贔屓にして、多くの芸人が集ったお好み焼き屋さんだそうです。
一人お好みだからあれこれは食べられない。残念。
お店のイチ押し、お染焼きを注文。
具の種類がたくさん入って、なんとまあ贅沢な。これで680円。
店が出来たのは戦中。旦那を戦地にやった奥さんが、小さな子を育てながらできる仕事をと始めたそうです。今の社長さんは、その小さな子だった方だとか。
タベログの評価はぱっとしないなぁ。お安くおなかいっぱいで、学割みたいなサービスもあって、いかにも昔ながらって感じ。私としては満腹満足でした。
粉モンは原価が安くて儲かる、なんていうくらいの話で、すごいものが出て来るわけではないけれど、浅草の、日本の歴史を食いに行く、そんな気持ちで行きたいお店です。
あー、複数で攻めないと絶対楽しくない。
そのうちみんなで行きたい。