店主のブログ
『困ってるひと』を応援したい! 大野更紗『困ってるひと』を読みました。
日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴 だっちゃ」
店主の喜多村さやかです。
こんにちは☆
「近くに住んでるんでしょ」ってよく聞かれるのですが、店主・喜多村は、電車通勤です。
乗っている時間は30分くらいですが、途中で所要を果たしたり、電車に乗り間違えたりしながら、片道1時間弱を通勤に当てています。
電車は、考え事をしながら歩いているのでわりと日常的に乗り間違えます。
電車の中では、スマートフォンでSNSやメールなどなどを確認したり、原稿を確認したりしていることが多いのですが、「心の潤い」のために、かばんにはいつも本が1冊入っています。
小刻み読書、なかなか読み進めることができないのだけれども、この本はとっても面白くて、応援したくて、止まらなくて、時間を惜しむように一気に読んでしまいました。
おしりから常に「元おしり液体」が流れ出し、365日インフルエンザ状態、肌や関節が固く石灰化ししたうら若くも聡明な文系女子の闘病体験記です。
闘病生活のすさまじさを面白おかしくも淡々と書き、読ませる文章に引き込まれます。
読んでいる最中に、この本はとても面白いけど、お勧めしたいけど、誰にも貸さないと決めました。
大野さんは将来、どこかに就職して安定収入を得る、なんてこととは縁がないかもしれない。
毎日定時にどこかに行く、なんてことはできない人だから。
それならば、印税が入る生活を応援したいじゃないか!
みんな本を買えばいいじゃないか!
(もう既に15万部のベストセラーだそうですが)大・大・大有名人になって、フリーでお金が入る生活が出来るほうがいいじゃないか!
糸井重里さんとの対談なんかもされていて、身動きが取れない生活だからこそ(?)いろいろ研究して執筆のお仕事が増えているようですので、ジャーナリストとかなんとか、何かしら大成される方に違いない! と思います。
お時間ある方、是非、読んでみてね。