店主のブログ

2011年10月30日

11月3日 佐渡バレエフレンド発表会「コッペリア」見てね!

お疲れ様です、日本で唯一の”佐渡ヶ島専門居酒屋”「佐渡の酒と肴 だっちゃ」店主の喜多村さやかです。

今月の初旬に佐渡に帰省した時、バレエの発表会のポスターがあちらこちらに貼られていたのを見かけました。

$佐渡の酒と肴 だっちゃ 女店主SaYaの営業日誌-佐渡バレエフレンド

フレッシュマツヤ(スーパー)やAコープはまだしも、北雪酒造さんにまで貼ってあったw

そっかそっか、今回はコッペリアかぁ。
好きなお話だなぁ。

店主喜多村さやか、佐渡ヶ島でバレエを習っていました。
田舎の習い事ですからそうそううまくなるわけでもないのだけど、好きだったのでお稽古に通っていた。
毎週土日の両日が練習日で、遊びに行けなくて嫌だったときもあったけど、なんだかんだで幼稚園の年長さんから高校3年生まで通いました。

その当時は「両津洋舞踊研究会」という名前で、ピアノ以外にしゃれた習い事のない佐渡ヶ島でバレエを教えるというので、教育委員会の後援もついて、へたっぴーな子供の集まりだというのに両津市民会館(現在の両津文化会館?)でそりゃぁ立派な発表会をやっていたものです。

「佐渡バレエフレンド」は、その「両津洋舞踊研究会」を引き継いで創設されたバレエ教室だそう。
新潟から渡辺珠実先生が教えに来てくれるのもそのままのようです。
(珠実先生、当時からベテランでいらっしゃったけれども、いったいいくつになられたんだろう…?)

この田舎のバレエ教室から、スターが出ました。

佐渡の15歳水井君ウィーンへバレエ留学

県立佐渡高校1年の水井駿介君(15)(佐渡市両津湊)が3日、1年間のバレエ留学のためオーストリアに旅立つ。新潟市や都内の教室にも通って技術を磨き、中学時代の1月、都内で開かれた「第12回NBA全国バレエコンクール」で3位に入賞。ウィーン国立歌劇場バレエ学校の奨学金(授業料の免除)を獲得した。「将来は世界の舞台で活躍したい」と大きな希望を胸に、島を離れる。

同コンクールには、中学生だけで約700人が参加した。各国のバレエ学校関係者が審査員を務め、将来性のあるダンサーには奨学金を用意している。同コンクール事務局によると、数校が水井君に興味を示し、最終的にオーストリア・ウィーンのバレエ学校が留学先に決まった。審査員を務めた同校関係者は「作品を作り込み過ぎず、これから教えるのに適している」と評価したという。

水井君がバレエを始めたのは5歳の時。地元の教室「佐渡バレエフレンド」に通う2歳年上の姉について行くうちに、「自然と始めていた」という。

島に住んでいると、練習の場や発表の機会が限られるなど、大きなハンデがあるが、水井君は少しでも高い技術に触れようと、積極的に島外に出て練習を積んだ。小学生のうちから新潟市の教室に毎月2回通ったほか、都内のバレエ団のダンサーからも毎月2回の個人指導を受けてきた。日曜日に都内で練習し、新潟市まで戻って宿泊。月曜日の朝一番のフェリーで佐渡島に戻り、学校に駆けつけたこともあったという。

母親の豊子さん(49)は「金銭的には大変だけど、地域のハンデを感じさせたくなかった」と、都内に付き添うなど、水井君を支えてきた。

お、去年はイタリアのコンクールで優勝してますね!
すごい!

バレエ国際コンクールで優勝
 
佐渡市出身でオーストリアのウィーン国立歌劇場バレエ学校に留学中の水井駿介君(16)が、このほどイタリアで開かれたバレエのラグーザ国際コンクール・ジュニア部門(15~18歳)で優勝した。水井君は「取りあえず楽しもうと思って本番に臨んだ。これからも頑張りたい」と今後の活躍を誓った。  水井君は5歳から佐渡のバレエ教室に通い、留学前は新潟市や東京都のバレエ教室でも指導を受けた。昨年1月に出場した国内のコンクールで審査員の目にとまり、奨学金を得て昨年9月から1年間の予定で留学している。

田舎で才能が埋もれてしまう子もたくさんいると思うのですが、たまたま通ったバレエ教室で、珠実先生に見初めていただいて、もうすぐ世界で活躍するプロダンサーになるでしょう。
すごいなぁ。

佐渡在住のみなさん、よかったら見に行ってくださいね。

佐渡バレエフレンド「コッペリア」
2011年11月3日 両津文化会館
17:30開場 18:00開演
大人 2500円 子供1500円

自宅に届けていただいている新潟日報の夕刊で、渡辺珠実先生のお教室の広告を見つけました。

佐渡ヶ島レポート