店主のブログ

2011年10月11日

【北雪】北雪酒造で蔵人体験してきました! - 北雪酒造

小佐渡(佐渡の下半分)にある、旧赤泊村の北雪酒造に、仕込み体験に行ってきました!
昨年に続き、2度めの蔵人体験です。

例年よりも早いスタートで、この連休とからめて行ってくることができました。

しかも! いつもトップ営業で飛び回っている羽豆社長が佐渡に戻っていらして、ご一緒できちゃいました! やったー!

仕込みのお手伝いをさせていただいたり、
(蒸し上がった酒米を、冷やす機械に移しているところ。北雪さんには回転甑があります)

昨年見れなかった麹作りを見学したり、
(出来上がった麹をベルトコンベアで移しているところ。北雪さんには自動製麹機があり、動いているのを初めて見ました!)

かわいい熊を愛でたり、
(これほしい!)

隠し酒を出させて羽豆社長にお酌させたり、
(きゃー!)

最後はすっかり酔っぱらい。
朝から晩までお世話になってしまいました。

お食事は、北雪さん御用達の「三益」へ。美味しい地物が食べられるお店です。

杜氏の渡辺さんはとても穏やかで朗らかで楽しい方で、62歳のベテランです。娘のように可愛がっていただき、安心・安全・安定をモットーにつくる北雪のお酒のこと、趣味の釣りのこと、最近の佐渡の様子など、楽しくお話しさせていただきました。
「北雪がひやおろしを作らない理由」、知りたい人はだっちゃにご来店の際に店主に聞いてみてね!

人口が減っている佐渡。
地域の運動会で世代別リレーができなくなってきているらしい。金山が賑やかだった頃には人口10万人の大商業地だった佐渡も、数年以内に6万人を切るでしょう。
心配だのぅ。

羽豆社長とのお話は、なんといっても佐渡の活性化のこと。
佐渡に戻る前に、佐渡と共に世界農業遺産に認定された能登に視察に行ってきたそうで、佐渡ももっとやる気を出さんとだめだ! と強くおっしゃっていました。

私は能登にまだ行ったことがないのだけど、棚田もあるし朱鷺の最後の生息地のひとつだし方言も似てるとこあるし採れる食材も大体同じだし、能登と佐渡はよく似ているのです。

「佐渡は旅費がかかるから、高級リゾートやればいい」

って、さっき杜氏さんと話していたら、社長も同じことおっしゃってました。気が合う!!!(勝手にw)

バイタリティ溢れる社長とおしゃべりさせていただいて、心底楽しかったです。

北雪さんがよく利用する「サンライズ城が浜」に宿をお取りいただき、よく寝てシャワーを浴びて、これから両津に戻り、そして東京へ。

夜はお店を開けます、佐渡ご出身のお客様のご予約があるので楽しみです。

佐渡の酒蔵さん紹介